風さんの私服を思う

カッコつけてる人ってカッコ悪い。

これは私の大いなる偏見かもしれないが、とても大事な価値観だ。

藤井風さんに魅かれる私の心中を語る。

 

見かけにこだわる人は、中身がないような気がするのだ。

中身がしっかりしていても、見かけを気にしすぎる人はウソ臭い。

つまり、カッコつけてるだけでアウト。

 

一方で、一見奇抜な格好で自己表現してる人にはリスペクトを覚える。

先日、深夜のNHKTVでフジコ・ヘミングの特番を見かけたが、90才を過ぎた薄幸のピアニストは、他の誰もしていないファッションがもはや皮膚の一部のようになっていてカッコよかった。

 

私が違和感を覚えるのは、外見を意識し過ぎて、その人らしくない不調和なしぐさやファッションをしてる人、そういう人は振る舞いが自然に見えない。

”嘘”が見える。

それならむしろ、何にも気にしてない、あらま、くらいの人の方が信頼できる。

ほら、藤井風さんである。

 

WDMに「音楽以外何にも興味ないから。着るものとかに興味ないから極論もう裸でもいいくらいの人だから。パンツも靴下もビリビリ~」と言われた風さんは、信用するスタッフがプロモーション用に用意したものを、さささっと選んで身に付けるのだろう、仕事では。

言われるがままにポーズも取って、許容力も大きい、というか無欲、無垢。

すべて、“人”を信頼しているという感じ。

 

プライベートでは、風さんはあるものを着る。

そして、同じものをずっと着る、高校ジャージでも、グッズTでも。

(私としては、事故を避けるために、ボトムスはウエストゴムのものを推奨したい。このブログ4/21分参照)

この、自分を飾ることに全く関心がない男は、どこの星から来た?

 

だからこそ、あのネックレスの謂れは知りたい。(宇宙との交信器説~)

 

カッコつけてないところがCOOL!でソソラレル、わかるかなぁ。