藤井風さんに会った人は皆、彼の”優しさ”にヤラレてしまうと言う。
風さんのドキュメンタリーを編集制作しているエリザベス宮地さんが、1年前のJ-WAVEで語っている、風さんに対する第一印象が、とても象徴的だ。
「おじいちゃんみたいな。~あの人、多分人を緊張させない、人に圧を与えない、僕が今まで出会った中で一番かもしれない。~丸裸みたいで、すごくオープン~」
私が今まで風さんのBlu-rayや動画サイト、SNS、TVなどで観てきた”藤井風”の人となりは、まさに、エリザベスさんのこの言葉に表されていると思う。
「人に圧を与えない」
これまで、自分を含めた被写体を丸裸にしてきたエリザベスさんが言うのだから、かなりの説得力である。
先日の関ジャム特番でも、そんな風さんの魅力が良く出ていたと思う。
藤井風TVで、シソンヌのお2人やヒコロヒーさんとの顔合わせのシーンでも、作家さんに間違えられたりするようなラフさが、観てる側にも伝わってきた。
オフショットでのオーラの消し様は、ファンも唸るほどだが、考えてみれば、YouTube生配信だっていつも、ステージやMVとの凄まじいギャップが見ごたえ・聴きごたえなんだよね。
その姿こそ、本来の”藤井風さん”で、プロの手でキラン✨って整えられた姿は、風さんが自分を道具として提供しているかのように思える。
楽曲のパフォーマンスについても、自分は天から授かった音楽を人に伝えるための道具だと言い切っていたし。
そこから想像する物語は、もはやアニメかSFの世界なんだな。
エリザベスさんも、”音楽ナタリー:映像で音楽を奏でる人々”の中で語っている、
「みんな日常で起こった出来事の点と点をつなぎ合わせて物語を作って、そこに感動している。」と。
だから、風さんからの生存証明が停滞すると、不安なんだよ。
ちなみに、爆弾の方のBTSのファン、ARMYである知人が言うには、SUGAが、まるでおじいちゃんだそうだ。
風さんとの類似点あるかも。