いま、Netflixで藤井風さんのパナスタLIVEを鑑賞すると、あの場にいたことの価値を、自分の経験として実感する。
2021HEATにはエントリーしなかった。
母の病が確定する過程にあって、sensitiveになっていたし、とても母には言い出せなかった。
その後、手術が決まり、入院の手はずが整った時、悩んだ挙句、最後の横浜アリーナ、チケットトレードに応募した。
LIVE当日は術後の入院期間に当たる予定で、病院は厳重なコロナ対策のため面会不可だし、一晩家を空けても差しさわりないだろうとふんだのだ。
逆に、このタイミングしかない!というスケジュールだった。
しかし、e+からの知らせは無情にも”NO”
だよね、だよねと自分を慰めつつ、母の手術の無事成功を祈った。
幸い、こっちの祈りはしっかり通じて、母は無事生還。
世の中、まんざらでもない。
それからHEAT Blu-rayを手に入れて、LIVE疑似体験をしたときは、すべてがAmazingだった。
あの時チケット当選してLIVEに参加してたとしても、Blu-rayほどには楽しめなかっただろう。
もし参加してたら後悔したかもしれない。
私にしたら、実体験よりもアーカイブの方がずっと価値があったということ。
そんなことを思い出して、また藤井風さんを拝む今日この頃である。